セルフコンパッション」とは?


もともと仏教の概念である「セルフコンパッション」は自分に対する慈しみの気持ちであり 短所や失敗をひっくるめてありのままの自分を受け入れるということです。

アメリカのイーストテネシー州立大学の調査によると、このセルフコンパッションが 高い人ほど、自殺するリスクが低いということが明らかになりました。

この調査を行ったヒルシュ教授はアメリカ人、特に米軍や退役軍人の自殺率が上がり続けていることに注目し、自殺防止をするためにどうしたらいいかと考えました。

調査の対象となったのはアメリカの退役軍人541人で「自殺行動アンケート」 「PTSDチェックリスト」「セルフコンパッション尺度」というテストを受けてもらいました。

その結果、自分の性格のイヤなところも受け入れる、など高いセルフコンパッションを 示した人ほど、自殺を考えたり自殺未遂をした人が少ないということが分かりました。

逆に、抑うつ症状が強い人や怒りや恥などの感情が強い人 自分の存在が他者の負担になっていると感じる人など、よりつらい心理状況に いる人ほど、自殺を考える傾向が強かったんだそうですよ。



ヒルシュ教授は、セルフコンパッションはストレスに対処する技術(コーピング・スキル)であると考え自分の状態が良い時に伸ばしつらい時に活用することができると考えています。

いつも自分に優しくするのは簡単なことではないですよね。 ヒルシュ教授はつらい経験や感情を持っているのは自分だけではないと理解したり マインドフルネスに毎日を過ごすことでコーピング・スキルを伸ばすことが できるとアドバイスしているんですよ。

あなたはセルフコンパッションを大切にしていますか?