うつ病と不安の症状改善にヨガを!

これまで様々な研究でヨガがうつ病と不安の症状改善に効果的であるといわれてきました。

では、出したい効果によって処方する量が変わる薬のようにヨガも「用量」によって

その効果は変わるのでしょうか。



精神医学分野のジャーナル「Journal of Psychiatric Practice」に掲載された研究では、

ボストン大学医学部とニューヨーク医科大学、ハーバード大学、コロンビア大学の研究者からなるチームがうつ病患者32人に、ポーズの正確さを重視し呼吸法の練習を含む 「アイアンガーヨガ」を実践してもらいました。研究では、グループを2つに分けました。 ① 90分間のクラスに週3回参加 自宅での30分間の練習を週4回 ② 90分間のクラスに週2回参加 自宅での30分間の練習を週3回 研究チームはメンタルヘルスの状態の 変化を確認するため、開始時とその後4週間ごとにアンケート調査を実施しました。






その結果、開始から12週間後にはどちらのグループも積極性、平静さ、不安症とうつ病の症状、身体的疲労、睡眠の質に関する項目、ほとんどすべてに改善が見られたそうですよ。 これはすごいですね。

特に、より頻繁にヨガを行った ①のグループのほうがより大きな変化が見られました。

呼吸法の練習を含むヨガをしている時脳は瞑想をしているときと同じような働き方をしているといわれています。

うつ病や不安症の人の脳では自己参照的な処理に関連する領域が活性化されているといわれています。 そして、瞑想はその領域の鎮静化に効果的だとする研究結果も出ています。

また、ゆっくりとした呼吸だけでも瞑想と同様な鎮静化を促す効果があるといわれているんですよ。 ヨガや瞑想が、特定のメンタルヘルスの問題を改善するのに役立つといわれる理由はこういうことだったんですね。

今後さらなる研究が進みメンタルヘルスの改善に必要なヨガや瞑想の「用量」が明らかになり治療に役立てていけたらいいですね。



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